※アイキャッチは記事の内容をイメージしたAI生成イラストです。
「絵が描けなくても絵本は作れる!」
そう話してくださったのは、YouTubeチャンネル「世界に1冊だけの絵本」の作り手です。手作り絵本の読み聞かせや、親子で楽しめる簡単な工作、折り紙の折り方を届けています。
活動のきっかけは、幼いころにお母さまが作ってくれた一冊でした。その思い出から始まった絵本づくりと、親子で楽しむための工夫について伺いました。
親子で読む一本を探す日と、自分たちでも作ってみたい日では、動画を選ぶ手がかりも少し違います。この記事では、作り手の思いをたどりながら、次の二つの見方を紹介します。
- まず作品に触れたい方は、作り手が初めての方にすすめる『へんしんするよ/へんしんするよワンモア』へ。
- 自分たちで作るきっかけを探す方は、子どもの好きなものから始める話と、作り方を紹介する動画へ。
お母さまが作ってくれた絵本を覚えていて
子どものころにもらった手作り絵本には、ご自身とお兄さまが主人公として登場していました。それがとてもうれしく、いつか子どもが生まれたら、自分も絵本を作りたいと思っていたそうです。
その願いをかなえたのは、娘さんが2歳のときです。娘さんは今でも、その絵本を大切な宝物、大切な思い出だと言ってくれるといいます。
自分がうれしかったことを、我が子にも。そして、ほかの親子にも同じような思い出を作ってほしい。そんな思いから、YouTubeでの発信を始めました。
出典:YouTube「世界に1冊だけの絵本」/ご本人提供
家にあるもので簡単に作れるように
作品づくりで大切にしているのは、親子で自由に、楽しく取り組めることです。絵本の文章は簡単に、短めにしています。工作については、こんなふうに教えてくださいました。
「工作は私がめんどくさがりなので、簡単にシンプルに。これなら簡単にできる!って思ってもらえたら嬉しいです。」
材料も、わざわざ買いに行かずに済むように、家にあるもので作れることを意識しているそうです。
最初の一本にすすめたい へんしんするよ
初めて見る人へのおすすめとして選んでくださったのは、『へんしんするよ/へんしんするよワンモア』です。
『へんしんするよワンモア』は、チャンネル開設2周年と、手作り絵本が通算30冊になった節目に制作した作品です。先の『へんしんするよ』と合わせた2本立ての動画で、ご本人も気に入っている一本だそうです。
作品を見たい日には、この一本から。作るための手順を探している日には、記事末で紹介する『どこへいこうを作ってみよう!』へ進めます。読み聞かせの作品と作り方の動画を、目的に合わせて選んでみてください。
出典:YouTube「世界に1冊だけの絵本」/ご本人推薦
作ってみた人の声が励みに
手作り絵本が30冊になったとき、表紙を撮影したショート動画を公開すると、「マネして作りたい」というコメントが届きました。そのひと言が、とてもうれしく、励みになったそうです。
また、ご本人が看板動画と呼ぶ『ワニワニパニック』には、実際に作って遊んだ人から「盛り上がったよ!」という感想も届いています。この動画があったから活動を続けられていると思う、と話してくださいました。
下のお子さんも一緒に参加できる絵本教室を
これから挑戦したいのは、「親子で作る絵本教室」です。
PTAの活動に携わっていたころ、保護者向けの講座では、下のお子さんを連れて参加できないことが多かったそうです。下のお子さんも一緒に参加して、楽しく過ごせる講座を開けたら。そのための実績を重ねたいという思いも、YouTubeを始めた理由の一つでした。
取材への回答では、チャンネル登録者数が1,000人を超えたら、読み聞かせボランティアをしている小学校のPTAに相談してみたいと教えてくださいました。教室の開催は、これからの目標です。
子どもの好きなものから始めてみる
最後に、絵本を作ってみたい人へ、こんな言葉をいただきました。
「子どもの好きなものを集めて貼ってみてもいいし、親が描けないなら子どもに描いてもらえばいいんです。」
絵を描くことに自信がなくても、我が子が好きなものなら思い浮かべられるかもしれません。何を描くか迷ったら、まず子どもの好きなものを一緒に探してみる。描く人も貼る人も決めつけず、親子でできることを選びながら、一冊を作る楽しみ方を伝えてくださいました。
「世界に1冊だけの絵本は、我が子の為の絵本。自由に楽しく作ってほしいなと思っています。」
綴ものからの提案:最初のページを、親子で考える
ここからは、いただいた言葉を手がかりにした綴ものからの提案です。動画で紹介されている制作手順の再現ではありません。
- 最初に載せたい、子どもの好きなものを一つ選んでみます。たくさん思い浮かぶ日は、まず何から始めたいかを一緒に考えてみてください。
- 描く人を一人に決めず、描く・選ぶ・貼るなど、親子それぞれがしたい役割を考えます。親が絵を全部用意する形だけに限る必要はありません。
- できたページを一緒に眺め、何を付け足したいかを話してみます。最初から仕上がりを決めるより、作る途中の相談も一冊の時間にしてみてはいかがですか。
材料や作る時間は、選ぶ作品と親子の取り組み方で変わります。この提案から、特定の年齢向け・一定時間で完成と決めるものではありません。具体的な作り方を探す方は、次の『どこへいこうを作ってみよう!』へどうぞ。
出典:YouTube「世界に1冊だけの絵本」/ご本人提供
チャンネル:世界に1冊だけの絵本 picture books and craft channel
※この記事は、2026年10月にご本人からいただいた回答をもとに、綴ものが構成・編集しています。本文中のご本人の発言は回答からの引用です。綴ものからの提案は、ご本人の発言や動画の制作手順とは分けて記載しています。
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