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原作小説の本編は全15巻で完結しています。その後の「+」が付く2冊は短編集です。新刊を見かけて本編の続きか迷った方へ、読む順番と短編集の収録作、通常版・特装版の違いを整理します。
漫画版を探している方へ。漫画は小説とは別に、エピソードごとに作画担当の異なる作品として刊行されていて、作品ごとに完結巻が案内されています(たとえば『シスコンアイドル』は全2巻、『ゆめみる少女』は全3巻)。漫画の巻数と原作小説の巻数は対応しないので、作品名ごとの完結巻は本文の「漫画版の完結を調べたい方へ」で確認してください。
刊行情報は2026年10月22日時点です。対象は鴨志田一さん著、溝口ケージさんイラストの電撃文庫版です。結末には触れず、本編と短編集、通常版と特装版の違いを紹介します。
初めて読むなら第1巻『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』から。高校生編まで読んだ方は第10巻『迷えるシンガー』へ、本編を最後まで読んだ方は短編集の収録作へ。
「完結したのに新刊が出ている」という疑問も、本編の続巻と短編集を分ければ整理できます。ただし、本編15巻と短編集2冊ですべての特典小説まで読める、という意味ではありません。
青ブタの本編は『ディアフレンド』までの15巻
本編の最終巻は、2024年10月10日発売の『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』です。KADOKAWAの公式書誌でも、第15弾にあたる完結巻として案内されています。
本編をそろえるなら15冊です。短編集や、同じ小説に特典が付いた特装版を一緒に数えないようにしましょう。
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青ブタはどんな物語? 不思議な現象の向こうにある悩み
梓川咲太が図書館で出会ったのは、バニーガール姿の桜島麻衣だった。ところが、周囲の人には彼女の姿が見えない。咲太は、麻衣の身に起きている不可思議な現象に関わっていく。
人気タレントなのに、人から姿が見えなくなっている麻衣。「人に見られる仕事」と「人から見えない現象」が重なり、バニーガール姿の奇妙な出会いが、彼女と周囲との関係を考える場面になる。不思議な現象の正体だけでなく、本人が何に困っているのかも気にかかる。恋愛と謎の両方を追ううちに、他人からどう見られるかという悩みへ近づいていく。
第8巻『おでかけシスター』で軸になるのは、妹・花楓の高校受験だ。原作者の鴨志田一さんも公式対談で、大学生編へ進むうえで梓川家の問題に向き合う必要があったと説明している。不思議な出来事に決着がついても、暮らしや進路は続く。次の巻へ進むことが、登場人物のその後に付き合うことにもなるシリーズだ。
青ブタ原作の読む順番|本編15巻の一覧
初めて読む方には、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』から本編を刊行順に読む方法をおすすめします。題名は巻ごとに変わりますが、毎回まったく別の物語になるわけではありません。学校や進路が変わっても続く人との関わりを、出会いから順に追える読み方です。
15巻を、三つの区切りで見渡す
- 第1~9巻:高校生編。麻衣との出会いから、『ランドセルガール』まで。梓川家の物語も、この中で積み重なります。
- 第10~13巻:大学生編の前半。『迷えるシンガー』から生活の舞台が変わり、新たな出会いとともに物語が進みます。
- 第14~15巻:最終章。『ガールフレンド』から『ディアフレンド』へと続き、本編が完結します。
三つの区切りは、長い物語の現在地をつかむ目印です。第10巻から舞台が大学へ移っても、高校時代の人間関係は続きます。
本編の順番は次のとおりです。書名はいずれも「青春ブタ野郎は○○の夢を見ない」なので、以下では○○に当たる部分を記しています。
- バニーガール先輩
- プチデビル後輩
- ロジカルウィッチ
- シスコンアイドル
- おるすばん妹
- ゆめみる少女
- ハツコイ少女
- おでかけシスター
- ランドセルガール
- 迷えるシンガー
- ナイチンゲール
- マイスチューデント
- サンタクロース
- ガールフレンド
- ディアフレンド
本編15巻のあとに『ビーチクイーン+』、続いて『ドクターピッグ+』へ進むのが、本記事の提案です。先の巻の情報に触れるのを避けるための順番で、出版社が指定した必須の読み方ではありません。
途中まで読んだ方は、買った冊数よりも最後に読んだ書名を確認してください。短編集や特装版が本棚に混ざっていても、本編のどこまで進んだかを見分けられます。
原作1巻の公式書誌を見る / 公式サイトで本編の刊行順を確認する
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「+」が付く2冊は、本編と分けて楽しむ短編集
短編集第1弾『青春ブタ野郎はビーチクイーンの夢を見ない+』は2025年7月10日、第2弾『青春ブタ野郎はドクターピッグの夢を見ない+』は2026年10月9日に発売されました。
どちらも小説3作品を収録しています。書き下ろしのほか、過去の特典小説もまとめられているため、以前の特典を持っている方は収録作品を確認してください。本を探すときは、本編16巻・17巻という数え方より「短編集第1弾・第2弾」が目印になります。
二冊の違いは、紹介されている物語の時間にもあります。『ビーチクイーン+』では、高校の体育祭の日を過ごす咲太たちが描かれます。『ドクターピッグ+』の表題作では、医学部の一年生となった咲太が登場します。こちらは別の可能性の世界を描く作品で、本編の次の巻として、そのまま続きを描く話ではありません。なお、一冊全体が同じ「ifの物語」として続いているわけでもありません。
特典を持っている方は、収録作名で照合
『ビーチクイーン+』は「ビーチクイーンの夢を見ない」「ホワイトクリスマスの夢を見る」「トロピカルサマーの夢を見ない」の3作。書き下ろしは「トロピカルサマー」です。
『ドクターピッグ+』は「アニマルランドの夢を見る」「スプリングデイズの夢を見る」「ドクターピッグの夢を見ない」の3作。表題作「ドクターピッグ」が書き下ろしに当たります。
ここでは共通する「青春ブタ野郎は」を省略しています。「夢を見る」と「夢を見ない」が混在するので、手元の特典小説と比べるときは末尾まで見てください。題名が違って見える本にも、すでに持っている作品が収録されている場合があります。特典の二作を持っているなら、書き下ろしを読みたいかが購入を決める手がかりになります。
一方、この2冊は特典小説をすべて集めた全集ではありません。たとえばアニメ『サンタクロース』の映像ソフト第1巻の特典小説「バレンタインデー」は、両短編集の公式目次には含まれていません。未収録分までそろえたい場合は、映像ソフト公式ページの特典内容も別に確認してください。
短編集第1弾の公式書誌を見る / 短編集第2弾の公式書誌を見る
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『ドクターピッグ+』通常版と特装版の違い
『ドクターピッグ+』の通常版とドラマCD付き特装版は、ともに2026年10月9日発売です。特装版には、鴨志田一さん書き下ろしシナリオのドラマCDが付きます。
公式の目次に載る小説3作品は、両版で共通しています。特装版は別の続巻ではないため、小説だけを読みたいか、音声の物語も聴きたいかで選べます。
ドラマCDの作品名は『青春ブタ野郎はゆめみるガールの夢を見ない』です。小説本編第6巻『ゆめみる少女』とは別の作品なので、よく似た名前を取り違えないようにしましょう。
紙のISBNは通常版が9784049169768、特装版が9784049522433です。電子版にも音源付きの商品があるので、商品名と収録内容を確認してください。紙のISBNだけでは電子商品の違いを判別できません。
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原作の完結と、アニメの完結は別の時期
原作小説の本編は2024年10月に完結しています。アニメの完結作『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』は、2026年10月16日に劇場公開されました。新作映画や短編集を見かけても、原作本編が未完という意味ではありません。
アニメから原作へ進むなら、まず最後に見た作品の題名を確認してください。映画『ゆめみる少女』は原作第6・7巻を描いており、その次の小説は第8巻『おでかけシスター』です。『ランドセルガール』は高校生編の締めくくりに当たるため、その先を小説で読む入口は第10巻『迷えるシンガー』になります。
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二冊の書誌は、第8巻の公式書誌と第10巻の公式書誌で確認できます。
映像と小説は、細かな構成まで同一とは限りません。途中から進んで人物関係がつかみにくいときは、見覚えのある題名の巻へ戻る方法もあります。咲太と麻衣の出会いから言葉でたどり直したい方は、第1巻の公式試し読みからどうぞ。
第1巻の公式書誌・試し読みを見る/完結映画の公開日を公式発表で確認する
漫画版の完結を調べたい方へ
漫画は、小説とは別に作品名・作画担当ごとに分かれています。たとえばKADOKAWAの公式書誌では、宮崎順さん作画の『シスコンアイドル』は第2巻、吉辺あくろさん作画の『おるすばん妹』は第2巻、えらんとさん作画の『ゆめみる少女』は第3巻が、それぞれ完結巻と案内されています。これは各漫画作品の区切りで、原作小説の本編全15巻とは別の数え方です。
同名の原作小説を上の刊行順一覧で探すと、『シスコンアイドル』は本編4巻、『おるすばん妹』は5巻、『ゆめみる少女』は6巻です。漫画の巻数と原作小説の巻数は一致しないので、数字だけで次に買う巻を決めず、作品名で照合してください。
漫画を探すときは、書名の後半と作画担当を確認してください。漫画『シスコンアイドル』第2巻/漫画『おるすばん妹』第2巻/漫画『ゆめみる少女』第3巻。原作の順番は、上の本編一覧で確認できます。
購入前は、書名・形式・特典の3つを確認
書名の末尾の「+」に加え、「ドラマCD付き特装版」「ドラマCD音源付き」などの表示を見てください。同じ表紙に見えても、紙・電子の形式や付属する内容が異なる場合があります。
Amazonのリンクは、出版社で照合した紙の本のISBNによる検索です。特定の商品ページではないため、検索結果で書名・形式・ISBNを照合してください。とくに『ドクターピッグ+』の通常版と特装版は、小説を二冊そろえるための組み合わせではありません。価格・在庫・店舗特典の有無は購入時の表示で確認できます。
迷ったら「本編15巻、そのあと短編集2冊」
最初の一冊には『バニーガール先輩』をおすすめします。本編を読み終えたあと、登場人物たちの別の時間も読みたくなったら、「+」の短編集が候補になります。
麻衣と出会った高校時代から、学校の外へ広がっていく咲太たちの時間をたどれます。
アイキャッチ画像はAIで制作したイメージです。実際の書影ではありません。
出典・確認した範囲
- KADOKAWA『ディアフレンド』公式書誌/原作シリーズ公式サイト(本編完結・刊行順)
- KADOKAWA・大学生編の案内(第10~15巻)
- 原作者・監督の公式対談(梓川家と大学生編について。リンク先は高校生編の展開に触れます)
- 短編集2冊と特装版の収録作・ISBNは、各節の公式書誌を参照しています。映像ソフト第1巻の特典小説の公式告知も照合しています。
- 旧公式ニュース一覧/映画『ゆめみる少女』の原作範囲(公式舞台挨拶レポート冒頭)/『ランドセルガール』公式サイト/完結映画の公開日
書誌・公式目次・原作シリーズ情報の再確認:2026年10月22日(日本時間)。『ビーチクイーン+』の書誌・目次と原作者対談は、公式ページの検索収録内容を参照しました。本記事は原作本編と短編集の選び方を中心に扱い、映像の全場面と原作各巻の完全な対応、全特典小説の網羅、店舗ごとの在庫・特典残数は確認していません。会話のキャラクター素材にはAI生成画像を使用しています。
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